大阪マラソン2024 を走りました!

ランナーを怪我から守るコンディショニング&トレーニングの専門家の奥野です。

2月25日(日)に開催された「大阪マラソン」を走ってきました!
※気づいたら、もう10日も経ってしまっていました

いつも1週間くらい前から天気予報とにらめっこです。
マラソン当日は終日雨の予報・・・しかも気温も低い。
少しでもマシになってくれという願うのみでした。

さらに、体調を崩してしまい・・・ダブルパンチ状態に。
こちらも少しでもマシになってくれと回復に全力を注ぎました。

が・・・どちらも状態は思わしくないまま。
これは過酷なレースになりそうだなと腹を括りました。

個人でのエントリーだったら、スタートラインにさえ立たなかったかもしれません。

今回は“チャリティランナー”としての出走だったので、ご支援いただいた方々、また応援してくださっている方々のことを思うと走らないという選択肢はありませんでした。

目標タイム(3時間30分00秒)を下方修正してでも、ゴールまで帰ってくる。
そう強く決意して、スタートラインに立ちました。

↓ スタート前にチャリティーランナー&応援団の方々が集合 ↓

ちなみに、スタート時点(9:15)では雨は止んでいました。
肌寒さは少しありましたが、当初の予報よりはずっとマシです。
これくらいなら問題なさそうかなという感じで走り始めました。

大規模な大会ほど、スタート直後はランナーが密集しているので混雑します。
時折、道幅が狭くなったり、カーブでダンゴ状態になったり・・・ここで無駄な体力を使ってしまうと後半に響きます。
2km程はウォーミングアップのつもりで、ゆったりと走ることを心掛けました。

徐々に周囲との距離が確保できてきたので、自分のペースを整えます。
【 5km通過:25分13秒 】
ほぼ想定どおりのタイムで通過しました。

身体の動きがよくなってきて、少しずつペースアップ。
気持ちよいリズムで走れていたので、無理にセーブするつもりはありませんでした。
とはいえ、あまり早くなり過ぎると後半の失速に繋がるので注意が必要です。

【 10km通過:49分13秒 】
思っていたより少し早く、思わぬ貯金になりました。
このペースが後半にどう影響するのか・・・いつも悩むところです。

↓ 道頓堀の辺りで応援団の方が撮ってくれていました ↓

13kmくらいから対向側に先を走るランナーとすれ違います。
日頃、指導をしている選手たちや顔見知りのランナーの方々を探すためにコースの中央側へ。

声を掛けるタイミングが意外と難しく、心の中でエールを送ることも多かったのですが、颯爽と走る姿に私もパワーをもらうことができました。

ここまでのペースを維持したまま、快調に進んでいきます。
【 20km通過:1時間37分08秒(10~20km:47分55秒) 】

ゴール予定タイムから逆算すると、3分ほどの余裕を作れました。
この貯金をキープしたまま、30kmまで走れれば・・・という感じでした。
が、25kmを過ぎたあたりから少しずつ疲れがみえ始めます。

【 30km通過:2時間26分40秒(20~30km:49分32秒)
少しずつペースが落ちてきましたが、まだまだ想定内のタイム。
脚もまだ元気な状態で走れていましたが、勝負はここから。

使い古された感はありますが“マラソンは30kmからが勝負”です。

↓ 沿道にはチャリティー先の応援団がたくさん駆けつけてくださいました ↓

32km過ぎくらいの上町は「大阪マラソン」のコースで唯一のアップダウン。
ここを走る頃には、脚のキツさがだいぶ出てきていました。
ペースをかなり落としながらも何とか登りきり、下りで少し整えます。

【 35km通過:2時間52分40秒 】
貯金を少し食いつぶしてしまいましたが、まだ2分ちょっと残っている状況。
何とか必死に食らいつけば、目標タイムをクリアできるかもという思いでした。

が・・・35kmを過ぎて大池橋の交差点を曲がり、今里筋に入ってからが難所でした。
途中から降り始めた雨と北風が襲いかかり、一気に身体が冷えました。
ペースが落ちていることもあり、腕や脚の感覚がなくなるほどでした。

【 40km通過:3時間20分33秒(30~40km:53分53秒)】
ここでガクっとスピードダウン・・・寒さで身体が動かず、とにかく脚が重かったです。
目標タイムは厳しくなったものの、ゴールを目指して前に進み続けました。

↓ ゴールの大阪城公園、前日はとっても良い天気でした ↓

ここまで来れば、ゴールへのカウントダウン。
一歩一歩、大阪城公園へと近づいていきますが満身創痍でヘロヘロ・・・

「奥野さん、頑張って!」

チャリティー先の応援団の方からの声でした。
残り500mほどの地点だったかと思います。

ゴール後に聞いたところ、移動してきてギリギリ間に合ったとのこと。
到着してすぐにコース上を探したら来たっ!って感じだったそうです。

その方の姿は私の視界に入っていませんでしたが、そのエールで我を取り戻しました。
そして、がむしゃらにフィニッシュラインまで走り抜けました。

【 3時間33分05秒 】

目標タイム(3時間30分00秒)には届きませんでしたが、コンディションが悪い中で最後まで走り切ることができて、本当に良かったです。

走っている最中、ご支援いただいた皆さんのことを思い出しながら・・・
沿道で応援してくださっている皆さんから勇気をもらいながら・・・
一緒に走っているランナーの皆さんからパワーをもらいながら・・・

たくさんのエネルギーを感じることができた42.195kmでした。

今、改めて振り返ってみて思うことは・・・
いつもよりも走っている最中の様子をあまり覚えていないということ。
もちろん、覚えているシーンもあるのですが少ないです。

沿道の応援や対向を走るランナーを多く見ていたのが影響しているかも知れません。
※体調が優れなかったので気を紛らわしていた・・・というのもありましたが

そして、もう1つは1km毎のラップをあまり見ていなかった(気にしていなかった)こと。
タイムよりも、動きの感覚というか心地良いリズムで走るようにしていました。
その割には30km過ぎまで安定したペースで走ることができたので、これは良い収穫でした。

↓ 完走メダルも無事にGetできました ↓

そしてそして、前回走った2013年(第3回大会)は【 4時間16分48秒 】でした。
※私のフルマラソン自己ワースト記録です

この時は10月末の秋開催で、コースも違うので一概に比べることはできませんが、リベンジを果たすことはできたかなと思います。

再び「大阪マラソン」を走る機会があるかは分かりませんが、その時には万全のコンディションでもっと楽しい42.195kmにしたいと思います。

というわけで、長くなりましたが「大阪マラソン2024」のレポートでした。

今回の出走にあたり、チャリティーにご協力いただいた皆さま、応援してくださった皆さま、支援先の桜ライン311の関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

↓ 支援先のスタッフ兼ランナーの太田くんとゴール後に ↓

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