背中の動きを引き出す「アシスティック」とは?

走るための土台(フィジカル)を整え、強化する『身体づくり』の専門家の奥野です。

これまでランナーにおすすめしたいツールとして・・・

を紹介してきました。
※上記からそれぞれの紹介記事にリンクしています

どちらも実業団選手に使ってもらっていますし、私自身もその効果を感じています。
ツールを使うことのメリットは色々とありますが・・・

  • セルフ(自分自身)で行いやすいこと
  • 狙った効果を引き出しやすいこと
  • 安全・簡単に続けやすいこと

といったところが大きいかと思います。

そして、今回また『新たなツール』をご紹介したいと思います。
ランニングのパフォーマンスアップに役立つこと間違いなしですよ。

↓↓↓ それがコチラですっ ↓↓↓

『アシスティック』

アシスティックの概要

胸まわり(胸郭)の動きを引き出すためのセルフエクササイズツールです。
もう少し分かりやすく言えば、肩甲骨や背中を動きやすくするという感じでしょうか。

ランニングは下半身(骨盤・脚)にフォーカスされることが多いですが、立派な全身運動です。
上半身(胸郭)と下半身(骨盤・脚)が連動することで、スムーズな走りが可能になります。

胸郭の大切さとエクササイズについては、これまでにも紹介してきました。
まだ読んでいない方がいましたら、ぜひチェックしていただければと思います。

実を言いますと、『アシスティック』が誕生したのは2020年です。
これまでにメディアにも取り上げられ、紹介されたこともあります。
※決して隠していたわけではありませんよ

▼ Tarzan No.823(2021年12月)

▼ ランニングマガジンクリ-ル 2022年12月号

発売当初は自分自身で使いながら、その活用方法と可能性を探っていきました。
そして、実業団選手に伝えてみて、その反応を見ながら試行錯誤をしていました。
ある程度の手応えを感じたところで、一般の方への指導も増やしていきました。

そんな感じで、私が直接指導しているクライアントに対しては活用してきましたが、そろそろ少し広い範囲の方々にもお伝えしてもよいかなと思ったので、こうして記事にしています。

ちなみに、開発者は日本を代表するトレーナーである「桑井 太陽 氏」です。
トップアスリートをサポートするスポーツ現場から生まれたのが『アシスティック』です。

↓↓↓ ブランドの公式サイトにて紹介されています ↓↓↓

アシスティックの効果

『アシスティック』を使うことで、胸郭の動きに関する問題をクリアにすることができます。

《効果① しなやかな胸郭の動きが手に入る》

胸郭は“可動性”が求められる部位ですが、鳥かごのような構造になっていて動かしにくく、その動きも感じ取りづらい傾向にあります。

また走ることによって背中や呼吸に関わる筋肉が硬くなりやすく、動きが固まりやすいです。
さらに現代人はデスクワークの増加などによって姿勢が崩れ、動きが悪くなっています。

アシスティックを使うことで背中や肩甲骨が動きやすくなり、上半身の力みも取れます。
さらに背筋が伸びて、呼吸も楽に行えるようになります。

《効果② 効率的な身体の動かし方が身につく》

ランニングフォームの土台となるのが身体の使い方です。
胸郭をうまく使って走ることで上半身と下半身の“連動性”が高まり、推進力を得やすくなります。

アシスティックを使うことによって、効率よく身体を動かすコツを掴むことができます。
ロスの少ない動きは、ランニングエコノミーの改善に繋がります。
また膝や股関節、腰などに掛かる負担も軽減できるので、怪我の予防にも効果的です。

《効果③ 自力でストレッチしにくい部位を伸ばしやすい》

硬くなっている部位や動かしづらい部位は、ストレッチが思うようにできないことがあります。
アシスティックを“動きの支点”にすることで、適切な動きへと導きやすくなります。
1人では伸ばしづらい部位の心地良いストレッチ感を得るためのサポートをしてくれます。

アシスティックの特徴

【特徴❶ 長さを変えられるので、自分に合ったサイズになる】

左右2カ所ずつ(合計4カ所)のジョイント部があり、自分の身体に合った長さに調整できます。
また、目盛りと刻み模様がついているので、長さが分からなくなるという心配もありません。

下記画像には、使用時の目安として【 S・M・L 】の3サイズを示しています。
※最短で約69cm(画像左・Sサイズ)最長で約140cm(画像右・Lサイズ)

【特徴❷ コンパクトで持ち運びがしやすく、どこでも使える】

ツールを縮めることでコンパクトなサイズになり、かさばらずに持ち運べますし、収納場所に悩むこともありません。
また、屋内・屋外などの環境に左右されずに使えるので、必要なタイミングでエクササイズを行うことができます。

【特徴❸ 軽さと強さを併せ持っている】

重量は約420gと軽量でありながら、シャフト部はアルミで強度があります。
適度に曲がったりしなったりするので、従来の棒状のツールよりも使いやすいです。
※大きな力が掛かると変形・故障の原因になります

【特徴❹ 滑りにくいので安全、握りやすいので操作しやすい】

エンドキャップがあるので、床に対して斜めになっても滑りにくいので安全です。
またグリップ部分は握りやすい形状になっているので、ツールを操作しやすいです。
※それぞれの素材はエラストマー(ゴム)です

まとめ

今回はランナーにおすすめしたいセルフエクササイズツールとして『アシスティック』の概要・効果・特徴を説明しました。

ランナーの多くが脚に対するアプローチは行っても、胸郭へのアプローチは疎かにしがちです。
胸郭の動きが変われば、走る感覚が変わります!

パフォーマンスを向上したい方も、怪我を予防したい方も、楽しく走りたい方も・・・
ランニングを愉しむすべての方に、胸郭の動きの大切さを知ってもらいたいと思っています。

なので、この記事を通して少しでも胸郭に関心を持ってもらえたら嬉しい限りです。
ツールを実際に使ってみたいという方は【 体験セッション 】を受けに来てくださいね!

ちなみに・・・
私は『アシスティック』を安全かつ効果的に指導するためのセミナーを受講し、基本的な使い方を学ぶ課程を修了しています。
決して我流でお伝えしているわけではありませんので、安心してくださいね。

ということで、次回から『アシスティック』の活用法を紹介していきたいと思います。
ランナー向けにカスタマイズしたオリジナルエクササイズもありますので、お楽しみに!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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