走らないRunトレ 第2話 ~腹筋 編②「リバースクランチ」~

ランナーのための『身体づくり』の専門家・トレーナーの奥野です。

秋マラソンの予定が決まり、レースに向けた練習プランを考え始めているランナーの方は増えてきているのではないでしょうか。

夏の走り込みは大切ではありますが、猛暑の中でのランニングは熱中症・脱水症状のリスクが高いだけでなく、身体への負担も大きいので注意が必要です。
※内臓疲労にも十分に気をつけてくださいね

マラソンで望む結果を出すためにやるべきことは、走ることだけではありません。
走るための土台づくりとして、身体(フィジカル)を強化しておく必要があります。

つまり「トレーニングもしましょう!」ということなのですが・・・
あなたは計画的に、継続的に行っているでしょうか?

今日は雨が降っているから・・・最近、脚の調子が良くないから・・・
といった感じで、不定期に取り組んでいるだけでは本当の『身体づくり』はできません。

また短期間に集中してトレーニングを行っても得られる効果は限定されますし、止めてしまえばその効果も極めて少なくなってしまいます。

要するに、走る練習と並行して「定期的かつ継続的にトレーニングもしましょう!」というのが私が市民ランナーの皆さんに伝えたいことです。

ここで紹介する『身体づくり≒トレーニング』は、それを実現するための基本的な内容です。
取り組めそうな種目からで構いませんので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

腹筋②「リバースクランチ」

前回の「デッドバグ」に続き、今回も“腹筋”のトレーニングをご紹介します。

メインターゲットは“下腹部”ですが、背骨(特に腰椎)の柔軟性も必要です。
腰が反りやすい方、慢性的な腰痛がある方には特にオススメしたい種目です。

「リバースクランチ」は両手を床につく形が一般的ですが、今回は“前ならえ”で行います。
このポジションには、私のこだわりと実践に基づく経験がギュっと詰まっています。

直接、指導をさせていただく際には説明しますので、知りたい方はご連絡くださいね。

【目 的】下腹部の強化、背骨の柔軟性向上
【回 数】10回 ×3セット ※慣れてきたら15回まで増やす

❶ 仰向けで膝を立て、両腕は天井に向けて伸ばします

両膝を立てた状態で、仰向けになります。
両腕は天井に向けて真っ直ぐ伸ばします。

ポール(棒でも代用可)を手のひらに乗せます。
※持たない・強く握らないようにしてください

背筋は伸ばし、よい姿勢を意識します。
よい姿勢の作り方は【こちらの記事】を参考にしてください

❷ 肩甲骨を外側へ押し出し、つま先を浮かします

ポールを天井に近づけるようにして、肩甲骨を外側へ押し出します。
※背中が少し床から離れて、やや猫背になるイメージです

足首を軽く反らせて、つま先を浮かした状態を保ちます。
※スネがキツくなる方は、反らす角度を調整してください

❸ 腰を丸めながら、脚を腕の方向に引き付けます

腰を丸めて脚を浮かし、両肘の間に膝が来るところまで引きつけます。
※動き始めに骨盤を後傾させてください

膝の角度が変わらないように気をつけて、肩甲骨は外側の状態をキープします。
腰が反らないように、ゆっくりとしたスピードで元の位置まで戻します。

【 注意点 】

  • 下腹部の力で脚を引きつけて、膝が伸びないようにしましょう
  • 肩甲骨は外側に押し出したポジションを常に保ちましょう
  • 反り腰にならないように、腰を丸める意識を持ちましょう

まとめ

走らないラントレ 第2回目は、下腹部の強化が狙いの「リバースクランチ」を紹介しました。

脚を戻してくる時に、腹筋の力が抜けてしまうと腰が反ってしまいます。
骨盤の後傾を保ちながら、ゆっくりと戻すことを心掛けましょう。

もし、日頃から反り腰の方で腰まわりが固まっている場合には、先に『キャットバック』を行って背骨の動きをスムーズにしておくことで、トレーニング効果を高めることができます。

その他のエクササイズや強度の調整、ランニング(ポイント練習)との兼ね合いなど・・・自分に合ったトレーニングプランを組んで欲しい方は【 パーソナルトレーニング 】にお申込みください。

練習メニューを作ったり、走り方を指導してくれるランニングコーチがいるように、『身体づくり≒トレーニング』の内容を考え、実践できるように指導してくれるランニングトレーナーもいます。

私(奥野)ランナーのための『身体づくり』の専門家として、実業団チームや選手に指導してきた経験を持っているトレーナーです。

お1人お1人の身体レベルに合わせたメニューを作成し、目標達成に向けたフィジカル面でのサポートを行っています。

自己ベスト更新はもちろん、不調の改善、繰り返す怪我の予防にも繋がります!
ご興味を持っていただけたランナーの方は、まず一度お問い合わせくださればと思います。

それでは、今回の内容はこれにて終了となります。
次回は《 腹筋のトレーニング③ 》として、定番の“アレ”をご紹介しますのでお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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